江戸時代初期、寛永9年(西暦1632年) 壬申年(みずのえさるのとし)に美濃国に生まれたという円空さん。
円空さんが彫った およそ5,400体の仏像、神像が、今、北海道から愛媛県までに存在しています。いずれおとらぬ個性的な顔立ちで、円空さんが願ったであろう上求菩提下化衆生の強い意思が伝わってきます。
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さて、私は最近では、各地の円空仏を参拝しています。
円空さんが修験道に全精力をかけた道をたどりながら、円空さんと地元民はどんな話をして、どうやってその関係を繋いでいったのだろうかと、いろんな思いを巡らせています。
一生を修行にかけた円空さん。その継続する強靭な精神力、行動力を後押しする動機が知りたくて、円空仏とお話を続けます。
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